ペーパーナイフソファについて
宮崎椅子では、1人掛け、2人掛け、そして3人掛けの3タイプを製作しています。
宮崎椅子のつくるぺーパーナイフソファ
より綺麗なラインが出るようアームの先端部分から下はヴィンテージ品より、丸みを帯びたラインに仕上げています。
ヴィンテージ品と同様、ワイヤースプリングを座面下に採用。このワイヤースプリングは全てデンマーク本国から取り寄せています。
柔らかいウレタン、そして質の違うウレタンをサンドイッチすることにより適正な硬さを実現しています。
堅いチップウレタンでしっかりと身体をサポートし、お尻のあたりを柔らかくさせるためその上に柔らかいウレタンで層を作っています。そして4方のマチ部分はウレタンで綺麗に巻き込んでいます。
宮崎椅子がつくる、カイさんの商品である、ペーパーナイフソファ・オットマン、No.42には、「MIYAZAKI CHAIR MADE IN JAPAN」の焼き印が入っています。
カイ・クリスチャンセンが正式に認めた椅子ということで、全ての椅子には彼のサインがはいったエンブレムが付けられています。そして、全ての椅子にシリアル番号が付けられています。
カイ・クリスチャンセンは実際に宮崎椅子を訪れ、その製造工程、椅子の仕上がり見て全てにおいて宮崎椅子製作のペーパーナイフソファを認めています。北欧家具デザインの地位向上、そして地位確立にウェグナーらと共に尽力したカイ・クリスチャンセンが認めた現在のペーパーナイフソファ。是非、座ってみて下さい。
カイ・クリスチャンセン
クリスチャンセンのデザインは、デンマークミッドセンチュリー家具の代表ともいえます。彼は机、テーブル、サイドボード、椅子、キャビネット、テレビスタンドなどをデザインし、主にチークやローズウッドで作りました。
実用的でスタンダードな美しさを持つ家具を生み出した彼・・・(続きはこちらをクリック → Kai Kristiansenデザイナーアーカイブ)
ペーパーナイフソファ納入事例
貴重なチーク材を全てにお選び頂き、張り地はお店に展示してあるそのままの張り地をご選択になられました。
1人掛けの本革は現在は生産が中止されている色でしたが、宮崎さんに在庫がまだ少し在庫が残っていたので張ることができました。全ての材がチーク材で、置いた時の印象が「濃い」かなと配達する前に少し思っていましたがペーパーナイフソファの軽やかさと相まって、全く違和感なく収まりました。3人掛け、そしてオットマンに張って頂いたのはAランクの「TULIA-AJ11」です。展示してある生地ということもあるかと思いますが、一番人気の生地です。いつ見てもペーパーナイフソファは素敵です。
何度もご来店頂きお決めになったのが、このツートン仕様のものです。材はチークの3人掛けです。弊店では最初の仕様となりました。出来あがったのを見てスタッフと一緒に「こんなに素敵になるんだねー」と関心していました。北欧の昔のインテリア雑誌をめくっているとよくこのツートン仕様に遭遇します。色の選択が難しくてこれまで億劫になっていましたが、これからは自信を持ってオススメできます。また、このように宮崎椅子さんからの指定生地以外でも生地をご選択頂けます。
美術学校出身のご夫婦のお住まいは素敵にリフォームされた明治時代の家屋。時代背景がそのまま建具に染み渡り、そこで住まれていた方々の歴史がお家に刻み込まれています。そんな歴史のあるお家にお運びしたのはオーク材のペーパーナイフソファ3人掛です。生活の基点となるリビングに設置しました。ソファの後ろには素敵なオーダーメイドのキッチンがあります。材の選択で沢山の時間をかけられましたが、オーク材が正解でした。オーク材の木目と歴史あるお家がぴったりとマッチしています。
素敵なご夫婦が新築された素敵なお宅へのお届けさせて頂きました。ご選択されたのは、チーク材そして生地は「TULIA-AJ11」(ランクA)。ペーパーナイフソファの他にヴィンテージのGE290-3(オーク材)、GE375(オーク材)のイージーチェアを合わせてお使いです。それらのお椅子に合わせてお使いのセンターテーブルはWegner氏デザインのAndr Tuck社製の「7077」です。チーク材とオーク材の相性は、Wegner氏等が様々な家具で実証している通りで全く問題ありません。濃いめの床材に白の壁紙の中に浮かび上がるデザイナーの椅子達を見ると圧倒されます。また比較的シャープなラインのペーパーナイフソファ、GE290等の質量がある家具とは一見不釣り合いに思えますが、全くそうではなく実にマッチしています。
もうすぐ第一子がお生まれになる素敵なご夫婦のお宅にお届けさせて頂きました(現在では元気なお子様がおみえです)。ご選択されたのは、チーク材そして生地は「TULIA-AJ11」(ランクA)。チーク材のフレームは最初から決めていたご様子で、張り地については見本生地をじっくりご覧頂きながらお選び頂きました。お選び頂いたのは弊店展示品でも使っているものです。しっとりとした肌触り、そしてチーク材の風合いにぴったりということでお選びになられる方が多い生地です。ヴィンテージに風合いがたっぷり出ている素敵なセンターテーブルと合わせてお使いです。「次の世代にも」ということでペーパーナイフソファをお選び頂きました。
無垢のオーク材のフローリングが印象的なとっても素敵なお宅にお届けさせて頂きました。フレームはチーク材、そして張り地はオイルレザー(KW36)をお選びになりました。ダイニングチェアはヴィンテージのカイ・クリスチャンセン氏のアームチェアをご使用です。そのダイニングチェアにもオイルレザーをご使用されています。経年変化で表情の変わるオイルレザーについて、その表情の変化を愉しむ心の余裕がある素敵なご家族です。先日別の配達でお伺いした時、お届けしてから表情が変わったオイルレザーがほんとに素敵でした。合わせられているセンターテーブルはチーク材、拡張式の素敵なヴィンテージテーブルです。
リタイアされた後、奥様と2人で過ごすために新築されたお宅へとお届けしてまいりました。フレームはチーク材、そして選ばれた生地はボーダーブラウン(Bランク)です。薄い黄色のフローリングにチーク材の濃い色が合うかどうかご心配のご様子でしたが、ぴったりと合っています。センターテーブルはヴィンテージのチーク材。これからその前に大きなテレビを置かれて、寒い冬を素敵な暖炉の前でこのペーパーナイフソファの上で過ごされている様子が目に浮かぶようです。
多様な材を用意
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