【北欧家具】Kai Kristiansen カイ・クリスチアンセンデザイン スモールチェスト

【商品説明】
やっぱりこのサイズのチェストをお探しのお客様は多いような気がします。事実、たまにお問い合わせでお電話頂くお客様から「小さめのチェストを探しているのですが・・・」というお言葉は聞き慣れた感はあります。最近のおうちの収納はもっぱら作り付け。おうちの設計時にどんな生活になるかをイメージしてあちらこちに収納スペース確保。ただ、住んでみるとイメージ通りにいかないのは「3軒目にしてやっと理想のお家」と言われる所以なのだと思います。普通、おうちを持つのは人生に一度きり。だから、やっぱり「小さな収納」なんだと思います。

大きなものは作り付け家具にザックザックと放り込み、細かな、ほんとの細かな、例えば「ハサミ」とか「判子」とかいつも引き出せるところにないと困る細かなものは、区切られた手に届く小さな引き出しにあって欲しいと思うのは普通です。そんな小さな収納にも妥協したくないと思うのがこのお店のお客様。特に目に付く収納は可愛くなくちゃ。

このカイ・クリスチャンセンデザインの小さなチェスト、ずっと前に（1950年代から60年代）「FMファニチャー」という壁付けのモジュール家具をよく作るデンマークの家具メーカーがモジュールの一つとして依頼して出来上がったもの。だから、本来は他のモジュールの中の一部であった訳です。そして、このモジュールはおそらく以前はテレビ台。というのも、パテ埋めをしてほとんどわからなくなっていますが、天板に直径3mm程の穴が空いていました。その穴に回転式の台座を付け、テレビを載せてぐるぐる回せるようになっていたもの。買い付けの時にはその台座はなくなっていて、この可愛いチェストだけがデンマークの家具ディーラーにありました。

いつも目に入る場所（例えば玄関のホールとか）、そんなところにこのチェストがあると、ちょっとその場所が華やぐ感じがします。そしてその引き出しにはいつも使うものが入ってる。このチェストなら北欧ヴィテージ家具を普段使いでさりげなく使いこなせそうな気がしませんか。是非ご検討下さいませ。

全ての箇所、機械を使わず手で研磨してます。丁寧に、そして丁寧に研磨しています。木肌はすべすべ。所々打跡があったりしたので、パテで平にしています。写真でご確認下さいませ。天板にうっすらと（ほんとに薄っすらと）、以前の「輪シミ」が残っています。引き出しの出し入れはいつも通りスムーズ。