【商品説明】
GE258は元々、学生用の寄宿舎用にと1954年にHans J. Wegnerがデンマーク「Getama社」用にとデザインしたもの。その納品先は施設や学校が個人宅よりも大きく上回っています。

デンマークの北部にあるとある施設が取り崩しになるということで、そこで使われていたデイベットの買取の話がデンマークのディーラーを通じてやってきたのは2年前。そして入荷したのが去年のちょうどこの時期。全部で20台。19台は全て販売。そして残るはこの1台のみとなりました。

GE258はその機能性、座り心地、そして佇まいの可愛さ等で大人気。そのため、昨今のヴィンテージ市場ではその値上がりぷりが男前。その上昇する価格もあって、「欲しいけど・・・」と二の足を踏む方々が多いのが現状です。

さて、入荷した20台のデイベットの価格、多くを一度に仕入れることが出来、お安くすることができました。 この最後の1台は商品撮影のため、木部のお手入れが終わり、すでに張替が済んでいるものです。もちろん張替もして頂けますが、表示価格からのプラス料金となります。張替をご希望の場合のお見積もりはお気軽にお尋ね下さいませ。

張替に使った椅子生地はデンマークの椅子生地会社のDanish Art Weaving社の「Royal」。ウール100%のとってもいい生地です。

入荷後、全て分解し、パーツごとに全てサンディングをおこない、材の欠け部分には同色のパテで修復をしたり、丁寧な調整をしながら仕上げています。ヴィンテージ品としての傷や汚れは残っていますが、しっかりとお手入れさせて頂き、きちんとお使い頂ければこれから先数十年も全く問題のない状態です。座枠にあるクロスは交換してあります。座枠に材が削れた傷がございますが、クッションで見えない部分であり、耐久性的にはまったく問題ございませんのでそんままの状態です。壁付けでの使用が前提でデザインされているお品となりますことから、背板は見せながらの使用に耐えうる仕様にはなっていません。使用からの傷や削れが多数ございます。予めご了承下さいませ。

座面のクッション材、オリジナルはコイルスプリング仕様なのですが、多くのお客様から「柔らかすぎる」とのお声を頂きますので硬めのウレタン仕様に変えてあります。こちらの方がしっかりとした心地よい座りをご提供できるかと思います。