【送料無料】【国内在庫仕様】Artek アルテック ドロップリーフテーブル DL81C Alvar Alatoデザイン

シチュエーションに合わせ、
簡単に大きさを変えられるテーブル
ドロップリーフテーブル DL81C(アルテック)
お食事、仕事、そして大切な人との語らいなど、それぞれのシーンに合わせてテーブルを用意するなんて出来ないのです。日々の生活の中で頭に描く色々なシーンにぴったりとくる汎用性の高いテーブル(伸張式)がアルテック/artekから復刻されました。
*現在のところ2026年の末までの限定期間販売となっています。


「北欧の賢人」と称されるフィンランドの建築家・デザイナーの「アルヴァ・アアルト/Alvar Aalto」(1898-1976)が1933年にデザインした「ドロップリーフテーブル DL81C」。

折り畳んだ状態で約75×75cm。1人から2人で座れるコンパクトさ、広げると幅が約113cmになり、3人から5人で囲むことができるサイズ。1人暮らしなら、食事に仕事にとメインのテーブルとして、2人暮らしなら普段はダイニングテーブルとして、来客時には広げて、大好きなお料理を並べながら語らうことが出来ます。

テーブルの伸長はとっても簡単。折り畳まれた天板を持ち上げて、天板裏側の中央に収納されている芯を引き出すだけす。難しい組み立てや、別途天板の取り付けが不要なので、心配なく2サイズを楽しむことができます。

カラーはバリエーションは全部で6種類。アルテック家具の定番カラーである、無色のラッカー塗装で仕上げた「バーチ」と、ラミネート加工を施した控えめな光沢が美しい「ホワイト ラミネート」、シックな「ブラックリノリウム」。そして、復刻を記念してつくられた「クレイ/ウォルナット リノリウム」「ヴェイパー/スモーキーブルー リノリウム」「ピスタチオ/オリーブ リノリウム」です。これら「ブラックリノリウム」を含めカラー天板は人体や環境にやさしいリノリウム加工。ざらりとしたマットな質感が特徴です。
天板の経年変化が微妙に異なるアルテックのヴィンテージアイテムから着想を得て誕生した今回のカラーリノリウム モデルは、同系色を濃淡で合わせたツートンカラー。とっても魅力的です。

商品詳細

(cm)
デザイン | Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト) |
---|---|
デザイン年 | 1933年 |
メーカー | Artek(アルテック) |
製造国 | 脚部:フィンランド製 バーチ天板:フィンランド製 or ドイツ製 ラミネート天板/リノリウム天板:フィンランド製 |
組み立て | ノックダウンにてお届け |
木部仕上げ | クリアラッカー塗装 |
納期 | 国内在庫ありの場合2週間程度。在庫切れの場合には5ヶ月以上の場合あり。 |
保証 | メーカー保証2年 |
送料 | 無料サービス(組み立てなし) |
お届け方法
天板、そして脚部、1梱包にて宅急便でのお届けとなります(送料無料)。組み立てサービスは行っておりません。
こちらの商品は組み立て式となっており、ノックダウンの状態でのお届けとなります。組み立てにはプラスドライバー、そして玄能(金づち)が必要です。
組み立てについて
商品には以下の組み立て説明書が付属しております。商品同梱の組立説明書をご覧頂きながら、組み立てをお願い致します。

組み立てにはインパクトドライバー等、電動工具が必要となりますので、電動工具をお持ちでないお客様のために以下の「ネジ溝切り」をさせて頂き、商品を発送させて頂きます。

出荷前の検品時、私たちの手で一度、電動工具で脚を取り付けます。

取り付け後すぐに脚を取り外し、元の梱包状態に戻し発送致します。

ネジ溝が切られたネジ穴には電動工具を使わずネジをねじ込むことが出来ます。
必ずお読み下さい。
- しっかりとネジ溝切りをさせて頂きますが、最終的な組み立てはお客様の責任において実施して頂きます。そのため、最終的な組み立て後、取り付け不良から起こる不具合が発生した場合、当店では責任を負うことが出来ません。予めご了承下さいませ。
- 細心の注意は払いながらネジ溝切りの作業をさせて頂きますが、大きな力の電動工具を使用しますことから、脚と天板の取り付け部に傷が付く場合がございます。この傷は不良対象とりませんこと予めご了承下さいませ。
以下の箇所は釘を使い組み立てをして頂く部品となります。この箇所は金づちをお使い頂き組み立てをお願い致します(下穴を開けるサービスはしておりません)。

納期
メーカー在庫となるお品です。ご注文から10日から2週間でメーカより弊店に納品されます。それからお客様へ発送をさせて頂きます。ご注文から2週間から3週間でお客様へお届けになります。
最短のお届けをご希望の場合にはお届け指定日の欄は空欄にてご注文をお願い致します。最短のお届け日にてお手配をさせて頂きます。
ご注文のタイミングによりまして在庫切れとなっている場合がございます。ご注文の際、在庫切れの場合のご注文継続のご意向をオプションにてお知らせ下さいませ。入荷までお待ち頂く場合は「入荷まで待つ」、そしてご注文キャンセルをご希望の場合には「キャンセル」をお選び下さい。
*入荷に5ヶ月以上かかる場合がございます。
ご注文前の在庫確認はお気軽にお願い致します。
個体差についてのお願い

限られた自然素材を使用している関係で、写真のような、「材のざらつき」「入り皮」「小節」等が商品に入ることがございます。こういった「ナチュラルマーク」は返品、交換の対象となりませんこと、予めご了承下さいませ。
お届けさせて頂く個体につきまして発送前にアルテック、そして当店で検品を行っております。すべて、アルテックの商品基準を通過したものとなりますことから、商品特性からの商品交換は一切お受けすることが出来ないこと予めご了承下さいませ。
またアルテックから脚のガタ付きにつきまして2mm程度までは商品特性の範囲内となっております。ガタ付きがある場合は市販のフェルトなどで調整して頂きますよう何卒よろしくお願い致します。
アルテックについて

1935年に設立した会社、Artek(アルテック)。北欧モダンを代表するフィンランドの家具ブランドです。
コンセプトは、Artek=Art(芸術)+Technology(技術)。「Art」と「Technology」を融合することにより、モダン家具を追求するという、先進的な試みを行ってきました。木材を近代的な素材として確立し、確かなフォルムと安定した品質で、大量に供給できるようにしたアルテックの技術は、現在も変わらずに引き継がれています。また、必要な箇所だけ刻みを入れた部分的な成型合板化、マイクロ波とプレスチームによる木材加工など、その木材加工技術でも世界にその名を知られています。ひとつひとつが正確で芸術的なアルテック技術の功績は、国内外で高く評価されています。
Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)
最も影響力を持った20世紀の建築家の一人であり、建築評論家のジーグフリート・ギーディオンが「北欧の賢人」と例えたアルヴァ・アアルト(1898-1976)は、フィンランドのクオルタネに生まれました。生涯、アアルトは200を超える建物を設計し、そのどれもが有機的なフォルム、素材、そして光の組み合わせが絶妙な名作として知られています。建築は家具と補完し合うものと考えていたアルヴァ・アアルトは、自身が設計した建築に合わせておのずと家具のデザインも手掛けることになります。1931 - 32 年、パイミオのサナトリウムのために開発した最初の家具デザインは世界的な注目を集め、1935年、アルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトがデザインする家具、照明器具、テキスタイルを世界的に販売することを目的にアルテックを創業しました。
コラムアアルトと地球環境と私たち
1. アアルトデザインの歴史的背景
ヨーロッパでの産業革命と北欧諸国

アアルトが活躍した1800年代終盤から1900年代初頭、1700年代の終盤に始まった産業革命のイギリスでの経済的成功に刺激を受けたドイツをはじめ、比較的狭い領土、そして農業に適さない気候帯を持つヨーロッパ各国は経済発展のため蒸気による機械化工業発展に舵を切り、標準化された工業製品を大量生産に作り、また政府は国民がその大量に作られた工業製品を買えるよう大量に紙幣を刷り市場に流通させ需要と供給のトータルバランスを増大させ、大成功している時期。経済の拡大を目指す各国は世界各国で植民地化を進めており、売り先を探すと共に、より安価な天然素材を得るためヨーロッパのみでなく世界を市場と見なすようになります。
このヨーロッパの経済発展から立ち遅れていたのは、フィンランドやデンマークなどの極めて厳しい自然環境の北欧の国々。
孤立する北欧諸国

遠い昔、厳しい気候の北欧地域に移住したいと考えた人の数はそれほど多くなく、人口が少ないことに加え、凍土や岩盤が多い土壌では多くの農産物が期待できず、比較的温暖な気候の他のヨーロッパ諸国がおこなっていた厳しい封建制度が成り立たず、経済発展に必要であった資産家と労働者との関係に馴染めませんでした。そこで、北欧の多くの人々は古くから、厳しい主従関係を結ばず済むヴァイキング活動などで生計を立てていました。ヴァイキング活動では第一次や第二次産業は国内で発展せず、北欧諸国では自国の経済的成功を他の国の経済的成功に頼っていたという長い歴史があります。
こういった大きな経済成長が期待出来ない経済活動は長くは続かないのです。他国により取り締まりが厳しくなるヴァイキング活動の制限や、経済的困窮を理由に他国に移住する国民が増えるなど、他のヨーロッパ諸国の経済的発展を横目に北欧各国は経済的には衰退の方向に進んでいくのです。
アアルトによるフィンランド人としてのプライド再興

フィンランドの隣国はロシア。天然資源が豊富、そして農産物も採れる大きな領土を持つロシア。経済的な発展が遅れていたフィンランドは経済的成功のためにはロシアとの関係性を強めねばならず、そこから生じる自国のアイデンティティの失落に多くの国民は内心忸怩たる思いを募らせていました。この思いはロシアとの戦争に発展したり、或いはフィンランド国内での内戦に発展したりしたのです。
アアルトは深くなるロシアとの経済的な関係性により、多くのフィンランド国民が自国アイデンティティについて無関心になる様に深い憂慮を頂き、自国アイデンティティの復興にはロシアに頼らない自国自身での経済発展が不可欠だと考えるようになります。自らの苦学、そしてヨーロッパ各国の訪問で得た知識から生まれた深い建築に対する彼の創造性をフル活用しフィンランドの経済発展に寄与する道を選び、そして邁進します。
フィンランドの経済発展のため、使う素材は国内で調達と決まっていました。国内にごまんとあった木です。この木をメインの素材として世界に通用するでデザインを描き続けたアアルト。そんなアアルトのデザインの根幹には彼が多大な影響を受けた人間中心とした合理主義を掲げたバウハウスの考え方があります。現在、フィンランドが経済発展を遂げたとはいえ、隣国との問題は完全に解消されておらず、ただでもアアルトが自国アイデンティティに深い憂慮を抱いたあの時代と比べ、多くのフィンランド人が持つ自国アイデンティティは大きく変化し、多くのフィンランド人は自らがフィンランド人であるとの誇りを持ち今を生きています。アアルトの貢献はデザインそのものではなく、デザインを通じた自国アイデンティティの再興にあるのです。
大きく自信をつけたフィンランドですが、その他の世界の国々同様、人間中心として進められて来た経済活動の転換期となっています。
2. 個人消費の責任範囲の変化における私たちの役割
生産者と消費者の違い

私たちヒトは生きていくために必要な栄養有機物を決して体内で作ることは出来ません。太陽エネルギーがあり、その太陽エネルギーからの光エネルギと無機物である二酸化炭素、そして根から吸い上げる水との化学反応からタンパク質や炭水化物などの有機物を自身で作れる植物とは大違い。こういった独立栄養生物である植物とは違い、従属栄養生物であるヒトは生きるために必要な有機物を口から入れ、分解し、そして吸収しながら活動エネルギーを作り出しながら生きなければなりません。
私たちが口にする有機物の多くは植物、或いはその植物を餌として育つ動物からの食肉。つまり、太陽から光、そして植物があり、私たちヒトは生きていられる。
ヒトはヒトだけでは生きていけない

太陽から光で温められる私たちが暮らす地球。温められたこの地球が冷えないのは地表を覆う二酸化炭素のおかげ。ただ、多すぎる地表にある二酸化炭素は私たち生物が暮らすには適さないほどに地球を温めてしまいます。生きるために必要な二酸化炭素、少なすぎてもダメ、そして多すぎてもダメ。この量は地球上の自然の摂理の中で絶妙なバランスで保たれていました。このバランスがあってこそ、私たちホモ・サピエンスは20万年前から現在に至るまで絶滅せずにやってこれています。
残念ながらこのバランスは、これまでの人間中心の経済活動により現在大きく崩れ、二酸化炭素の量は必要以上に増え、私たちが実際に経験する異常気象へと姿を変え、その影響はヒトに限らず、全ての生物に降りかかっています。異常気象で収穫量が減り私たちが困る食べる植物、これら食用植物は二酸化炭素を植物体内に固定する役割もありますが、炭素固定に役立っている植物の多くは直接私たちが口にする以外の植物、森の木であったり、海にいる藻類です。
経済活動の行方

地球の人口は以前と比べ爆発的に増え、本来なら地表にある二酸化炭素の絶妙なバランス維持のたに必要な炭素固定のための植物達は私たちが食べるためのに必要な植物、そして食肉を支えるための餌としての植物へと植え替えられ、大きく減少しています。また、炭素固定に役立つ森や林は私たちの経済を支えるための天然資源採掘場所へと変わり、生物が生きるための炭素固定量の供給と需要のバランスは崩れ、この崩れはさらなる異常気象を呼び込む原因となっています。この異常気象は多くの生物を絶滅に追いやっています。そして、その絶滅していく生物に支えられているのは現在、食物連鎖に頂上にいる私たちヒトなのです。
皆「このままでは保たない」と思っているはず。そしてそれまでの期間は相当限られているとも知っています。ただ、それでも、今日もその原因を作り出す経済活動の一端を担うために仕事に従事しているのです。その理由は「仕事をしないと、誰が食べさせてくれるのか」。
変わる経済的優位性

私たちはずっと昔から葛藤の中で取捨選択をしながら生きてます。20万年前に私たちの祖先が生まれてからずっとです。一つの選択の先にはまた次の選択がやってくる。この繰り返しです。その選択をする時に目指す結果は「どちらが経済的に優位なのか」である場合がほとんどではないでしょうか。その経済的優位性の選択肢を選び続け、私たちは幸せになっているのでしょうか。私たちは幸せになるためにあの日に生まれ、そして幸せになるために今日も生きています。その方法が経済的優位性を優先に人生を選択し続けることなのでしょうか。国民一人当たりのGDPが高いほど自殺率が上がるとの世界統計があるように、行き過ぎた経済活動はヒトを幸せにしなと、私たちは薄々感じているのではないでしょうか。どれだけ買っても、そしてどれだけ売っても、幸せにはならない。そう、感じていませんか。
ならば、「少なく売り、そして少なく買だけでいい」と思いませんか。
「そのお買い物、ほんとに必要ですか? そのものはあなたを幸せにしますか?」と問いたいと思っています。そして買うならずっと使い続けるものであって欲しいと強く思っています。それは、個人消費の責任の範囲は個人にとどまらない時代となっているからです。例えば、木製家具であれば、買い換えられ廃棄され燃やされる家具から発生する炭素量は微量ですが必ず世界の隅々にまで影響を及ぼすから。
そして、この責任は買い替えられるようなものを販売した者にも及ぶと思っています。
販売者としての責任

家具業界ならば、買い替え需要がなくなれば、それは死活問題に直結です。ですが、ヒトというこの地球に暮らすいち生物として、私たちが守らなくてはならないものは売上ではなく、今ある全ての生物の命であり、その命の継続です。これだとお買い物は今までの「個人のため」ではなく、「自分も含め、自分以外のため」となり、ちょっとつまらないかもしれません。でも、その他の人も同じような心構えでお買い物をするとすれば、決して「自分だけが」とは思わないのではないでしょうか。私たちは決して私だけでは生きてはいけないのですから。
ヒトが生活するためには家具は必要です。ただ、あれもこれもと沢山は必要ありません。生きるための最小限の種類、そして数だけで十分。買い替えされない、そして皆様を満足させる数少ない家具を提供することが私たち販売する者の責務であると信じています。
ここに紹介する家具、もう何十年も世の中に普遍的にある家具です。将来のことは分かりませんが、今日昨日デザインされた家具と比べ、将来も残っているデザインである可能性はとても高いと思っています。ただ、この普遍的に将来も存在しているであろう家具が皆様を幸せにするためにピッタリ合うかどうかの保証はありません。選ぼうとしているその家具が皆様にピッタリかどうかお悩みでしたら、「注文ボタン」を押す前に是非私たちにご相談下さい。一緒に考えたいと思います。
どの時代の幸せも同じ

アアルトの思い描いたフィンランドの自立は人間中心のデザインによる活発な物質的な経済活動が原動力となり始まりました。自立を確立したフィンランドでも、そしてその他の全て地域でも活発な物質的経済活動は進められ、地球上の全ての生物の命を脅かす程にまでなっています。絶対的な物質が足りなかったあの時代、物質を提供することでほんとうに人は幸せになったのだと思います。
ただ、時代が変わり、物質が行き渡ったこの時代、もう物質だけではヒトは幸せにならないのです。人間中心でアアルトが目指したのは「人の幸せ」に違いありません。この時代にアアルトが生きていたなら、あの時代とは別のアプローチで「人の幸せ」を目指すはず。どの時代でも人の幸せを目指したであろう彼、あの時代であっても彼がデザインしたものなら、この時代の幸せにも通用する気がします。それは、どの時代も幸せになりたい思う私たちの気持ちは同じだから。
ご注文前に必ずお読み下さいませ。
- 本製品は天然木を使用しているため商品により一点一点の木目・質が異なります。持ち味としてご理解下さい。
- ご利用のモニターの設定により、色・素材の見え方などが実際の商品と多少異なる場合がございます。
- 上記を理由とする返品・交換はお受けできません。
- 本来の用途以外では使用をしないでください(踏み台としての使用は本来の使用用途ではございません)。
- 開梱・設置等に関しましては承っておりません。予めご了承下さい。
- ご注文が確定した商品については事前のお約束がない限り、お客様の都度によるキャンセルをして頂く事ができません。予めご了承下さいませ。
- 伸長部分の天板に重いものをのせたり、体重を掛けないようお気をつけください(10kg以上のものはNGです)。