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コーア・クリントについて
「デンマークモダンデザインの父」と称されるコーア・クリント(1888−1954)。建築家であった父、ペーダー・ヴィルヘルム・イェンセン・クリント(Peder Vilhelm Jensen-Klint)の影響で建築への関心は自然と芽生えました。しかし、クリントが大きな功績を残したのは建築ではなく家具デザインにおいてでした。クリントは1888年、コペンハーゲンのフレデリックスベアで生まれま、26歳の時、クリントの初めてのデザインと言える、フォーボー美術館用の家具を発表するのです。最初の作品からフォルムと素材のすばらしいバランスが大きな特徴となっていたほか、クリントの作品の多くがそうであるように、それまであったクラシック家具の影響を多分に受けていました。
クリントが35歳の時に、デンマーク王立芸術アカデミー内にデザイン部門を開設するために力を尽くし、36歳で主任教授に就任しました。ここで、後にデニッシュモダンを築き上げていく数多くのデザイナーたちに大きな影響を与えました。この中にはHans J. Wegnerも含まれています。
クリントが王立芸術アカデミーに設立した家具・インテリア科は当時としては、独特で斬新な教育方法が取られていました。
クリントはデンマークの家具デザインを大きく改革。クリントは明確でロジカルな構造、無駄をそぎ落としたシンプルなライン、質の高い素材の使用、そして質の高いクラフトマンシップをデザインに求めたのです。それまでの家具の多くは、デザイン重視で、使い手のことを無視することが多分にありました。ですが、クリントはまず誰が、どういった使用目的で、例えば食器棚だとしたら、どんな寸法のどんな食器が収まる家具が一番いいのか等、使い手のことを考えたデザイン手法を取り入れました。
この手法はクリント以後のデザイナーに大きな影響を与え、そのため「デンマークモダンデザインの父」と呼ばれるようになったのです。
分解できます。
アフリカのフィールドで使われていたものを参考にデザインされています。フィールドに簡単に持ち込めるように全て分解でき、持ち運びができるようになってなっています。ですが、この椅子を日本で使う私達はフィールド(野外)での使用は考えません。「分解できる椅子に座っていて、大丈夫なのか?」と考えるのが普通だと思います。
分解できる部分は緩んできます。
そうなのです、使っている間に分解できる部分は緩んできます。ですが、大丈夫。緩んで来た部分は簡単に手で叩けば元に戻ります。
一日に何度も座ったり、立ったりするような頻度の高い場所での使用は、もし分解できる部分が緩んでくることを心配するのでした、お避け頂いた方が無難だと思います。
アーム部分の素材はヌメ革です。
「ヌメ革」と一般に言われている本革がアーム分に使用されています。革ですので、木のような耐久性はありません。ですので、木のアームのように立ち上がる時、或は座る時にアームに体重を載せたりすることはできません。座っている時にアームを「添える感じ」が一番丁度いいかもしれません。また、ヌメ革は有名バックの取手部分に使われていることで有名で、経年変化でかなり色が濃くなります。また汚れはそのままシミになっていきます。革本来の特性が存分に味わえる素材で、お買い求め頂いてから数年後が楽しみな素材と言えると思います。
ホワイトアッシュ材は経年変化で飴色へ変化していきます。
ホワイトオイル仕上であっても、経年変化の度合いはご使用環境によって様々ですが、数十年経ったお椅子は、ヌメ革の経年変化もあり、ユーザーの方独特の世界で唯一の椅子へと変化していきます。是非、お買い求めてから、毎日使って頂き、数十年後をお楽しみにお待ち下さい。もし経年変化が気に入らない場合、数年後に木材を研磨することで、もとの綺麗な材の風合いが戻って来ます。ただ、経年変化は材の奥にまで進むことがありますので、「買った時の姿そのまま」ということにならないと思います。ですが、研磨することで相当綺麗になることは間違いありません。
未体験の座り心地です。
背もたれが背もたれの中程を中心に大きく、傾斜する構造になっています。そのため、座って頂き、背を後ろ方向へ押しやると、背もたれの傾斜が大きくなり、身体がのけぞる感じになります。ですが、このけぞる感覚もそれほど嫌ではなく、また背もたれにそれほど力を入れる事もありませんので、心地よく座り続けることができると思います。鎮座するソファの代わりに使用ではなく、パーソナルなイージーチェアとして最適だと思います。
サイズも大きくないですし、まだデザインも軽やかです。また腰を深く沈め座るタイプの椅子ではないと思います。比較的短い時間に休息を取るための椅子ではないと思います。例えば、主役のソファをすでにお持ちで、「もう1脚軽めのソファはないかな」とお考えの場合、この椅子は最適なのではないかと思います。或は、新築のお家で念願の「書斎」を手に入れることができたご主人様にとっても最適な椅子なのかと思います。
そもそも、置いた姿が絵になるのです。
もちろんお椅子ですので、座り心地、そして耐久性は一番重視しないといけないと思います。ですが、この椅子はむしろ、インテリアの「全体像」を気にされる方に是非お使い頂き、お部屋を完成させるコーディネートの素材としてお使い頂ければ、この椅子は最も輝くのではないかと思います。発表年:1933
生産国:デンマーク
素材:【材】アッシュ材/ホワイトオイル仕上 【背・座】キャンバス
クッション中身:ウレタン
サイズ:W570 x D570 x H340 mm
- 本製品は天然木を使用しているため商品により一点一点の木目・質が異なります。持ち味としてご理解下さい。
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