【商品説明】

【北欧家具】ブックシェルフ

私の経験が浅いだけなのかもしれませんが、棚を固定する「ダボ」という部品の代わりに使われるこのシェルフにも使われている「スライドフック」を使用している家具を北欧ヴィンテージ以外では見たことがありません。ですが、その部品単体を北欧では今も買うことができるので、北欧にはそうった家具はあるのだと思います。ダボよりもこちらの部品を使った方が断然家具はスマートに見えます。

本棚という家具は本を入れてしまうと、その家具の全貌がほとんど分からなくなってしまいます。でも、本の隙間から見える木口や木理など、ちょっとした家具の表情から、作った人の意図が読み取れ、全貌が見えないからと言ってあなどれません。木口は段差のあるカット、収まりは留め加工、全体のポーションは実に絶妙なバランス、単純な家具ではありますが、とても品格があり素敵な家具です。

タブレット端末で本を読める時代になり、印刷された本は隅に追いやられています。それでも本屋さんに行くのはいつも楽しい。新しく出た本を眺め、「次はどれを読もうかな」と考え、そして選び買う。その時の自分のライスタイルだったり、精神状態だったり心理状態だったりに合った本を選んでいるので、棚にある歴代の本を見ると、そこには「自分の歴史」があります。そんな本棚を眺めると少し気恥ずかしくもあり、そして自分の成長を少しだけ誇りに思ったり、タブレット端末では味わえない本を読みそして残しておく楽しみを感じたりします。

本を買い、そして読み、そして残しておく。こんなことが楽しくなる本棚。素敵な本棚と一緒に知性的に、そして文化的に豊かな生活をしてみませんか。

縦の仕切りも含めて、棚はすべて移動が可能です。縦の仕切り、写真では向かって左側に付いていますが、右側に移動可能です。横の棚はフック穴に従い移動が可能です。棚を抜き取り、仕込んであるスライドフックを移動するだけです。いつも通り、とても綺麗な状態に仕上げてあります。背板に穴が開けられていました。チーク材で塞いでます。ガタツキなど、心配はご無用です。脚はチーク材に色付けされた別材が使われています。違和感はありません。