【宮崎椅子製作所】「UNI-Dining Table」(ユニダイニングテーブル) カイ・クリスチャンセンデザイン
テーブル、特にダイニングテーブルはそれ単体では全く役に立たない。立ちながらダイニングテーブルで食事する人に出会ったことはこれまでの人生で一度もない。
食卓椅子と一緒に使って、初めてその役割を果たすのがダイニングーテーブル。他の家具と補完関係にある数少ないお品です。
補完関係とは「2つで1つ」という意味で、相手がないとその存在意義がとても薄まってしまうという相互関係。テーブルがなくても時として椅子はそれ単体で役に立つことがある。でも、ダイニングテーブルはそうはいかない。椅子がないとその存在意義がなくなってしまう。つまり「一人では何もできない」。でも、にもかかわらずそのサイズの大きさから、とても目立ってしまい、テーブル単体で椅子よりも先に選ばれることが多い。特に、新築のお家の場合、「椅子は作れないけど、テーブルなら作れるよ」と言われ、椅子はとりあえず置いといて、テーブルだけ先に発注をしてしまっているお客様に出会うことがあります。
毎日使うものである家具。より使う頻度の高い、より触れる回数が多い、そしてより身体が触れる部分が多いものから選ぶのは家具選択の上で鉄則。だから椅子選びが先。絶対に先です。
「椅子が絶対に先」っていう考えに、カイ・クリスチャンセンも異論はなかっはず。彼がこのダイニングテーブルをデザインする時、頭の中に一緒にイメージしていた椅子は何だったのでしょうか。
すでに宮崎椅子から復刻されていたNo.42と4110(別名:UNI-Senior)をこのテーブルに合わせた時にはっきりしました。佇まいから間違いなく、この2脚であることは明らか。特にNo.42と一緒に納めた時のまとまり感は圧倒的です。
品格の源泉
「四角い天板にすらっとした脚4本」。簡単に言えば、テーブルとはその通り。これだけのテーブルなら世の中にごまんとある。
其の手のテーブルは「何となくカジュアルになりすぎだ」、いやもっと酷い言い方をすれば「安っぽく見える」と言いたくなる方は沢山いらっしゃると思う。でも、このテーブルを見たらその言葉が出ない。
理由はちゃんとデザインされ、そしてちゃんと作られてるからだと思う。手間暇かけデザインされ、宮崎椅子の最新技術で綺麗に仕上げがされているからだと思う。このテーブルの細部をまじまじと見てください。きっと其の手のテーブルとの違いをご実感頂けると思います。
サイズ
奥行が3サイズ「750mm」「820mm」そして「900mm」、幅は「1100mm」から「2100mm」までの以下のコンビネーションのサイズ展開となっています。
奥行750mm | 奥行820mm | 奥行900mm |
---|---|---|
幅1100mm | ||
幅1300mm | ||
幅1500mm | 幅1500mm | |
幅1800mm | 幅1800mm | |
幅1900mm | 幅1900mm | |
幅2100mm |
別注サイズ
別注サイズもご注文頂けますが、製作設備からのサイズ制限等がございますので、詳しくは個別にお問合せ下さいませ。ご希望サイズ/材をお伺いしましてから、製作可能かも含め、お見積りをさせて頂きます。
※ページトップにある画像の商品サイズ(900mm x 900mm)は別注サイズとなっております。
脚間サイズ
お椅子を合わせる時に重要になってくるのが脚と脚の間のサイズ(脚間)です。
例えば、No.42(幅535mm)を幅方向に2脚並べてのご使用をご検討の場合、「No.42の幅 x 2」(1070mm)の脚間の確保が最低限必要となってきます。以下の脚間サイズ表を参考に見ますと、幅1300mm(脚間サイズ1135mm)以上のサイズをお選び頂く必要がございます。
脚間 | 脚間 | ||
---|---|---|---|
奥行750mm | 585mm | 幅1100mm | 935mm |
幅1300mm | 1135mm | ||
奥行820mm | 655mm | 幅1500mm | 1335mm |
幅1800mm | 1635mm | ||
幅1900mm | 1735mm | ||
奥行900mm | 735mm | 幅1500mm | 1335mm |
幅1800mm | 1635mm | ||
幅1900mm | 1735mm | ||
幅2100mm | 1935mm |
No.42を4脚との想定で、1番よく選ばれるサイズは「奥行900mm x 幅1500mm」、或いは「奥行820mm x 幅1500mm」となります。
塗装
ご指定がない場合、仕上げすべて「オスモオイル仕上げ」となります。素地に含浸するタイプのオイル仕上げとなりますので、使い方によっては「輪ジミ」等のシミが天板に付く可能性がございます。また、頻繁な濡れ布巾での天板のお手入れは含浸しているオイルを剥がしてしまう結果となる可能性がございますのでNGとなります。オイル仕上げは木の素地そのままをお感じ頂けるとてもいい仕上げなのですが、シミや汚れへの耐性についてはマイナス部分がございます。
お手入れが比較的簡単な「ウレタン塗装仕上げ」をお選び頂くことができます(追加料金税込6,600円)
無色の艶消しウレタン塗装を施すことで、濡れ布巾での天板のお手入れがきるようなります。また輪ジミなどへの耐性もぐっとアップ致します。ただ、木の素地をお感じ頂けるオイル仕上げとは違い、触った時、オイル仕上げのような木の素地をお感じ頂くことは出来ません。
オイル仕上げはお客様ご自身でオイルを再塗布頂くことでお手入れができますが、ウレタン塗装はお客様ご自身で再塗布をして頂くことは出来ません。
ウレタン塗装をご希望の場合にはご注文の際の備考欄に「ウレタン塗装希望」とお記し下さいませ。金額をご変更させて頂きご案内をさせて頂きます。
仕上げの選択についてお困りでござしましたら、お気軽にご相談下さい。
選べる材
お好きな材をお選び頂けます。
宮崎椅子製作所がいつも考えるのは使う人のこと。そしてその使う人が生活する自然環境や社会環境。少品目、そして画一的な材で同じものを大量に作り売ることは産業革命以降の商売における成功方程式。ただ、これを150年以上も続け、私たちの生活を見渡した時、「よかったのかな?」と疑問に思う人の数は年々増えてるはず。
ならば、私たちが納得できる違うやり方で経済を進めていくのがその他の動植物と一緒に地球に暮らす私たち人間の正しい持続可能な経済方程式。
多くの材種で、そして多品目を作るのが宮崎椅子製作所のモットー。このやり方は以前の経済方程式をよしとするやり方に反旗を翻すこと。でも、これが「普通」になるのは時間の問題です。それは、商品管理の上で今は真似の出来ない大変なことですが、これが普通だと思える社会を私たちの多くが望んでいるから。市場経済で回るこの経済だから、私たちが望めばそう変わるのは早いはず。
真似のできないことを粛々と進めるのが宮崎椅子。沢山の材から、好きな1台を誂え、そのテーブルはずっとずっと私たちに寄り添ってくれる1台になるはず。この1台を持つことは私たちが目指す持続可能な共存を望み、そして実践してる証になるかもしれない。
価格表
お値段はお選び頂く材種、そしてサイズによります。材種、そしてサイズによる価格表は以下となります。
(税込)
仕様など
デザイナー | カイ・クリスチャンセン(デンマーク) |
---|---|
製造メーカー | 宮崎椅子製作所(徳島県) |
製造国 | 日本 |
材 | 無垢天然木 |
仕上 | オスモオイル仕上 |
メーカー保証 | 2年 |
送料 | 別途 |
組立 | 組立をご希望の場合には別途費用(税込4,950円) |
納期 | 3ヶ月以上(ご注文のタイミングより6ヶ月以上の場合もあります) |
納期
宮崎椅子製作所がお届けする商品のご納期は御注文を頂きましてから、3ヶ月から4ヶ月(製造スケジュールによりましてはこれ以上の納期)となります。
すべてのお客様について、すべての宮崎椅子製作所の商品について同じだけ、お届けまでにお時間を頂戴しております。お急ぎの中、お時間を頂戴してしまい本当に申し訳ございません。納期がかかってしまう理由を別ページで書かせて頂いております。下のバナーをクリック頂き、是非お読み下さいませ。「買って良かった」ときっと思って頂けるお品です。
事前のお約束がない限り、御注文後のキャンセルはお受けできない旨何卒ご了承下さいませ。御注文は慎重にお願い致します。お悩みの場合、どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせ下さいませ。喜んでお答えさせて頂きます。
御注文を頂きましたら、おおよその商品完成時期のご連絡をさせて頂きます(例:「2月下旬」等)。そして、商品が完成致しましたらまた改めてお届けについてご連絡をさせて頂きます。御注文からお届けまでかなりお時間を頂く事となりますが、ご満足頂けるお品をお届けさせて頂きますのご安心下さいませ。
脚カット
製造サイズから天板位置を下げたいとのご希望がございましたら、有料となりますが、脚カットサービスをご提供致します(税別4,000円)。ご注文の際の備考欄にカット寸法をお記し下さいませ。合計金額の訂正をさせて頂きご案内させて頂きます。カット後に小さい面取りをいたします。
送料/お届け方法
宮崎椅子製作所からの直送となります(搬入込便)。商品代金とは別に別途送料を頂いております。
*地域によりましては、着時間帯指定が難しい場合がございます。予めご了承下さいませ。
組み立てはお客様にお願いしております。
組み立ての詳しい説明書が付いておりますが、組み立てが難しい場合はお届け時に組み立てをさせて頂くオプションをお選び頂けます(税別4,500円)。ご注文の際の備考欄にその旨をお記し下さいませ。合計金額の訂正をさせて頂きご案内させて頂きます。お記しがない場合、組み立てサーヒスが付いていない便でのお届けとなります。
メンテナンス
【オスモオイル仕上】
この仕上げは表面に塗膜を作りません。導管へのオイル成分を染み込ませ、固まらせるタイプです。そのため、塗膜がある塗装に比べ、水気や汚れに対する耐性は劣ります。ですが自然の風合いと手触りは塗膜がある塗装に比べ断然優れている塗装です。普段のお手入れは乾いた布で汚れを落とすだけで結構です。この仕上げは仕上げを繰り返すことで、水気そして汚れへの耐性が上がりますので、買ってすぐは年に数回のお手入れをおすすめします。その後は年に一度程度で問題ないかと思います。
この仕上げの家具のお手入れは以下の手順で行ってください。
- ぬるま湯にきれいな柔らかい布を浸しよく絞ります。この布でまず木部全体をよく拭きます。その後よく乾かしてください。
- オイルを塗布する前に、研磨用のスポンジ、または目の細かい(180、または240番)で木部を軽く研磨してください。
*オイルの塗布にはきれいな柔らかい布またはスポンジを使用してください。木部に直接オイルをふりかけないでください。 - 木目に沿って木部にオイルを塗布してください。木部全体にオイルを均等に塗布するようにしてください。
*乾燥しやすい時期(冬)はエッジの木口部分にはオイルをより頻繁に塗布し、乾燥を防いでください。これにより乾燥を原因とするひび割れ等の破損を予防することが可能です。 - 2時間ほど放置し乾かしたのち、きれいな乾いた布で余分なオイルを拭き取ってください。
* 椅子についた小さな傷は研磨して修理することが可能です。研磨用のスポンジ、または目の細かいサンドペーパーを使用し、必ず木目に沿って磨いてください。研磨後、きれいな柔らかい布で表面のダストを取り除き、上記の方法でオイルを塗布してください。
!!ご注意!!
オイルが付着した布やスポンジは自然発火する危険性があります。ご注意下さい。オイルが付着した布、スポンジ、紙は必ずメタルまたはグラス容器に密閉し自然発火しないように保存してください。また破棄に際しても同様です。
将来のこと
お届けしてから2年はメーカーからの保証がついてます。通常の使用で気になる部分が出てまいりましたら、ご遠慮なくご連絡下さい。メーカーと連携を取りながら丁寧にご対応をさせて頂きます。
10年から15年先の話とはなりますが、もし天板の仕上げ直しのご要望がございましたら、有償となりますがそのお手伝いをさせて頂きます。お気軽にご相談下さいませ。
天板のヒビや割れ、そして反りについて
十分に乾燥された材からお作られておりますが、使用環境によりましてはさらに乾燥が進み、材(特に天板)にビビや割れ、そして大きな反りが発生致します。エアコンからの直接風を避けて頂くことや、直接太陽の陽が長時間当たり続ける場所でのご使用はお避け下さい。また、床暖房は材の過乾燥を促進する場合がございます。お気を付け下さいませ。
お届けしてから2年以内に材のヒビや割れ、そして大きな反りが発生しましたら、ご使用環境についてのヒアリングをさせて頂きます。その内容をもって宮崎椅子製作所と相談をし、通常のご使用環境下での事象であることが確認できましたら、メーカー保証対象とさせて頂きます。宮崎椅子製作所の判断によりメーカー保証対象とならない場合がございますこと、予めご了承下さいませ。
必ずお読み下さい。
- お届けさせて頂く宮崎椅子製作所の商品に商品保証書が付いております。メーカーの2年保証が付いております。何か不具合等がございましたら、私共にまずご連絡下さいませ。商品に不具合等が発生いたしましたら、その都度宮崎椅子製作所へと連絡をさせて頂き最善の対処をさせて頂きます。商品のお取り扱いや商品保証についての詳細は<商品保証について>をご覧下さいませ。
- 本製品は天然木を使用しているため商品により一点一点の木目・質が異なります。持ち味としてご理解下さい。
- ご利用のモニターの設定により、色・素材の見え方などが実際の商品と異なる場合がございます。
- 上記が理由での返品・交換はお受けできません。
- テーブルの上に立つことは決してしないで下さい。重大な破損、そして事故につながります。
- 全体重をかけ、前後に大きく揺らす行為はテーブルの破損につながりますのでお控え下さい。
- 本来の用途以外では使用をしないでください。
- 上記が原因の不具合発生についてはご対応をお断り致します。
- テーブルを倒してしまい発生する不具合については保証対象外です。
- ご注文を頂いた後のキャンセル、そしてご注文内容の変更は一切不可となります。慎重にご検討下さいませ。