【ペール・ローズ】【正規販売店】【送料無料】Louis Poulsen ( ルイスポールセン ) PH 3 1/2-3真鍮 ペンダントライト

ルイスポールセン製品
価格改定のお知らせ
5月1日よりルイスポールセンの一部製品について価格改定がございます。
詳しくは下記のルイスポールセンオフィシャルページをご覧ください。https://www.louispoulsen.com/ja-jp/private

2022年のミラノサローネ(イタリアのミラノで開催される世界最大の家具の見本市)で発表されたルイスポールセンの「ローズ・コレクション」。日本ではその後ルイスポールセンの直営店と公式ショップのみで限定販売されていた商品でしたが、当店でもお取り扱いが開始となりました。コレクションは全7種類。
ローズカラーというと華美な印象を持たれるかもしれませんが、インテリアの中に置いた印象は奥ゆかしく、落ち着いたものです。日本の住宅でよく見る白い壁や木の家具、中間調のインテリアとも相性が良く、色合いを美しく見せてくれます。
PHランプの生みの親、ポール・ヘニングセンには、朝起きた時に見たパートナーの顔が青白く見えたことから、シェードの裏をローズカラーで採色し、顔色を美しく見せる寝室照明を生み出した逸話があります。ペールローズコレクションのあかりにも、人の血色を良く見せる効果がありますので、ダイニングや寝室にもお勧めできます。
コレクションの7種はアイコニックなデザインをモダンにアレンジしたもので、ペール・ローズの吹きガラスシェードと、繊細なヘアラインが施された真鍮製本体の組み合わせです。真鍮は無塗装で、時の経過とともに表面が変化して古色を帯びていきますが、時々丁寧に磨くことで元の仕上げを維持することも可能です。
PH 2/1 テーブル/真鍮/ペール・ローズ
PH 2/1はPHシリーズの最小サイズ。直径200mm、高さ355mm、ベース直径120mmとコンパクトサイズで置き場を選ばず、インテリアに取り入れやすいサイズ感。小さなシェードに温かい光が灯る様子はまるでキャンドルのようです。数年前からPH 2/1 テーブルランプの同梱ランプがLEDに切り替わり、器具が熱くなりにくく、電球交換の頻度も少なくなりました。
PH 3/2 テーブル/真鍮/ペール・ローズ
PH 3/2 はPH 2/1の次に大きいサイズです。直径290mm、高さ472mmで、PH 2/1より大きいサイズの電球が入っているので、しっかりと灯りを確保できます。「フロアランプを置く場所はないけど、明るさを足したい」という場合におすすめです。
PH 2/2 テーブル クエスチョンマーク/ペール・ローズ
これまで限定アイテムとして乳白色ガラスシェードの仕様と真鍮部分がクローム仕上げの仕様が販売されていましたが、今回発売したペール・ローズ色シェードのクエスチョンマークは定番アイテムとなりました。
PH 3 1/2-3 ペンダント/真鍮/ペール・ローズ
PHガラスシリーズのペンダントで一番人気のサイズです。直径330mmのガラスシェードのペンダントで、テーブルサイズ1600mmくらいまでこれ1台でしっかりと照らせます。マンションや賃貸など電源の数が限られていて1台で空間を効率よく照らしたい方におすすめのサイズです。無垢真鍮のソケット部分は定番品と異なるよりクラシックなデザインとなり、そして経年変化を楽しめます。
PH 3/3 ペンダント/真鍮/ペール・ローズ
PH 3/3 ペンダントはシェードサイズの比率が3:2:1のコンパクトで丸みのあるデザインになっています。よりエレガントで軽やかさを感じます。
PH 3/3 ペンダント/真鍮/ペール・ローズのみ真鍮製のフランジカバーが付属しているので、天井面も細部まで美しくインテリアを整えてくれます。
VL45 ラジオハウス ペンダント/Φ250 ペール・ローズ
VL45 ラジオハウス ペンダント/Φ175 ペール・ローズ
1940年代にラジオハウス(デンマーク放送局)のためにデザインされたペンダントライト。デンマークのモダニズムと機能主義建築の代表的建築家だったヴィルヘルム・ラウリッツェンのデザインです。丸みのあるシンプルなデザインで比較的どんなテイストのインテリアとも合わせやすく、当店でも人気のアイテムです。
シェードの下には穴が開いているので、空間全体に光を広げながら真下のものはしっかり照らします。お掃除もしやすく電球の交換が簡単なのもうれしいポイントです。

1920年代から30年代初頭にポール・ヘニングセンが考え出した3枚シェードシステムが忠実に再現されている「PH3 1/2 - 3」
照明の名称のPH3 1/2(ピーエイチ サンの2分の1)はトップシェードの直径サイズ。PHの後にある数字x10cmが大凡のトップシェードの直径。この照明の場合は「3.5 (3 1/2)x10cm」がトップシェードの直径(35cm)。実際の直径は33cmですから、2cmの違い。そして、その次の「3」という数字。これはミドルシェードとローシェードのこと。以前にポール・ヘニングセンが作った独自のサイズコンフィギュレーション(「原型モデル」とも言われます)。「3」の場合はミドルシェードが20cm、そしてローシェードが11cm。例えば、「PH5」はトップシェードが50cm直径ってことです。
トップシェードのサイズを届かせたい光の範囲によって自在に変え(大きくなればなる程、広い範囲を照らすことができる)ながも、決まった独自のサイズコンフィギュレーションを持つミドルシェードとロードシェードを組み合わせることで様々なデザインを作り出すことができるPHの3枚シェードシステム。美しく、そして機能的かつ汎用性が際立つ照明がPHランプなのです。
シェード形状に対数螺旋というカーブを用い、そのシェードを3枚組合せることで、電球の眩しい光(グレア)をカットしながらも、光が必要とされる場所・方向に光を効率良く届けます。この合理的、そして機能的なデザインは、今も価値を失なうことなく世界中で愛されています。
美しいガラスシェードは吹きガラスによるハンドメイド。美しい光をお部屋に届けます。

艶を落とした真鍮は無塗装。経年変化をお楽しみ頂けます。クラシカルデザインとなっているソケットカバーは朗らかな雰囲気を魅せてくれます。


設置方法

コードの先には画像の引掛シーリングキャップが付いています。配線器具にはめ込み、右方向へ回します。
【設置方法】
別売りのダクトレール用の配線器具をご用意頂けばダクトレールにも設置頂けます。
【ダクトレールへの設置方法】
照明設置の高さ
食卓照明として使用する場合、テーブルから60cmくらいのところへの設置が理想的です。これ以上高く吊ってしまうと手元が薄暗くなりますのでご注意ください。ただ、他の全体照明との併用の場合にはもう少し高く設置しても大丈夫かと思いますが、高く設置すると、照明が視界から外れ、照明の後ろの空間に奥行きを感じ、空間を広く見せる効果が薄れてしまいます。
明るさ(照度)は「ルクス(lx)」(ラテン語のlux(光)に由来する)で表現されています。日本ではJIS(日本産業規格)の照明基準総則に記載されている照度が基準となり様々な場所で運用されています。その基準が以下となります(基準は20才程度の健康な視覚を礎としています)。

テーブルサイズについて
長方形テーブルの場合、テーブル天板から60cmの高さに設置頂き、幅1600mm(奥行900mm)のテーブルまででしたら十分な明るさを届けてくれます。また丸テーブルの場合、直径120cmのもので十分な明るさでお食事をして頂けます。
また、照明サイズとテーブルサイズの見た目の相性ですが、「メインシェードの直径がテーブルサイズの1/3程度」と覚えておくといいかもしれません。
ご購入前の照明のサイズとテーブルサイズとの関係性についてご質問がございましたら、お気軽にお尋ね下さいませ。
フランジ(プラグキャップ)の取り付け方

このプラスチック製のフランジ(プラグカバー)が付いています。初めての取り付けに戸惑うこともあるかと思います。取り付け方は動画をご覧下さい。
フランジ(プラグキャップ)と引掛シーリングの相性
照明の取り付けには天井に引掛シーリングのコンセントが必要です。そのコンセントのボディーには色々なものがありますが、以下のものの中のどれかが使用されているかと思います。


コードハンガー
お届けする照明の箱には「コードハンガー」が入っています。
取り付け寸法や取り付けスタイルによって、有料となりますが、電気コードカット、或いは電気コード延長のオプションをお選び頂くことができます。ですが、コードカットなしや、或いはコード延長をせず、付属の「コードハンガー」を使い、設置をしたいとのご希望もあるかと思います。コードハンガーの取り付け方法をご説明致します。
*必ず下地のあるところで施工下さい。

コードカット
お届け方法/納期
【お届け方法】
送料無料、宅急便にてお届けをさせて頂きます。商品の組み立てや取り付け等、搬入/設置サービスは行っておりません。ご注文前に設置について何か不安なことがございましたら、ご遠慮なくお尋ね下さいませ。また、商品到着後の設置についてのご質問もご遠慮なくお尋ね下さいませ。
【納期】
この商品は国内在庫になくお届けまで通常4ヶ月から5ヶ月ほど頂戴致します。
商品入荷が近くなりましたら、お届け日のご相談のためご連絡をさせて頂きます。
現地発送商品となりますことから、ご注文後のキャンセルは承ることが出来ません。予めご了承下さい。
商品はすべて弊店に入荷後、発送前検品をおこないます。発送前検品において、不具合など、メーカーに確認しなければならない箇所を発見しましたら、代替品の入荷を待ってからの発送など、お約束させて頂くお届け日通りにお届けが出来ない場合がございます。大変申し訳ございませんが、予めご了承下さいませ。
お届けの延長は商品発送の準備が整いましてから6ヶ月間可能です。もし何らかの理由で設置日よりも前に前もってご注文をしておきたい場合、備考欄にその旨をお記し下さいませ。
商品詳細

名称 | PH3 1/2 - 3 ペール・ローズ 真鍮 |
---|---|
ブランド | ルイスポールセン |
デザイン年 | 1920年代 |
カラー | シェード:ペール・ローズ ソケットカバー:真鍮 電気コード:白色 |
光源 | E26 LEDランプ(白熱電球100W相当の明るさ)付 *LEDのワット数など、製品 データや仕様は技術の進歩にともない変更する場合がございます。 |
材質・仕上げ | シェード:ハンドメイド四層吹きガラス シェード内側:フロスト仕上げ ソケットカバー:真鍮 |
サイズ | シェード直径:約327mm 器具高さ:約219mm 全長:約1,840mm (器具、電気コード、プラグ込) 重量:約2.5kg |
取付方法 | 引掛シーリング取付(フランジ、コードハンガー付属) |
納期目安 | 4ヶ月から5ヶ月程度 |
デザイン | ポール・ヘニングセン |
生産地 | デンマーク |
製品保証 | 販売後1年保証 |
同梱付属品 | E26 LEDランプ(白熱電球100W相当の明るさ)、フランジ、コードハンガー |
備考 | シェードに気泡とスジがある場合がございます。 ガラス吹き工程でガラスが重なる部分に出来る気泡とスジであり、良品となります。 真鍮部に若干の経年変化が進んでいる場合がございます。 予めご了承下さい。 |
その他 | 商品ページにはルイスポールセンから支給された画像を含まれています。 |

ABOUT Louis Poulsen ールイスポールセンについてー
1874年に創業したデンマークの照明メーカー、ルイスポールセン。「形態は機能に従う」、というスカンディナヴィア・デザインの伝統にもとづく製品づくりを実践しているメーカーです。ルイスポールセンの製品の機能とデザインはどれも、自然の光のリズムを反映し、サポートするよう意図されています。ルイスポールセンでは製品のすべてのディテールが目的を持っていると考え、ルイスポールセンの製品をを使い頂くことで、ルイスポールセンが提供する製品デザインのすべては「光に始まり、光に終わる」ことを体現頂けます。
全社員が共有する情熱的なクラフツマンシップの重要性は視覚的に美しい製品を生みだす礎となっています。
ルイスポールセンは、ポール・ヘニングセン、アーネ・ヤコブセン、ヴァーナー・パントン、オイヴィン・スロット、アルフレッド・ホーマン、佐藤オオキ、ルイーズ・キャンベルといった、才気あふれるアーキテクトやデザイナーとの密接なパートナーシップによって、住宅、建築、街並みの照明のためのグローバルなトップ・プレイヤーのひとつとして、地位を築いてきました。ルイスポールセンの製品の用途は一般住宅から公共建築、屋内、屋外すべての範囲に及んでいます。
シンプルで美しいデザイン。それがルイスポールセンの特徴です。 人々と空間に影響を与える魅力的な雰囲気を作りだすことが、ルイスポールセンが目指すところなのです。
ルイスポールセン目指すデザインは、「光をかたちづくるデザイン」です。
以下はルイスポールセンがポールヘニングセンから培ってきた大切なフィロソフィーです。長い歴史の中で守られ続け、現在に新しく生まれる数多くのデザインにも受け継がれています。
■グレア(「眩しさ」)が直接目に入りにくいデザイン
■光の反射・拡張に関して、照明工学的なロジックに従っていること
■照明器具の形状やディテイルは、機能的デザインの表現したものであること
■明かりを付けたも消したときも、空間に美しい雰囲気をつくりだすこと
ポール・ヘニングセンのキャリアのスタートは伝統的な機能主義を基礎とする建築設計。その後、彼の興味は照明分野に移っていきました。また、さらに活動領域は文筆活動にも広がり、ジャーナリスト、作家としても活躍しています。第二次大戦初期、コペンハーゲンのティヴォリ公園の主任アーキテクトも勤めましたが、ドイツ軍占領時には他の多くの芸術家たちと同様、スウェーデンに亡命し、亡命先のスウェーデンではすぐさまデンマーク人アーティスト・コミュニティーの中心的人物となりました。
ルイスポールセン社とのコラボレーションは1925年に始まり、1967年に亡くなるまで続きました。ルイスポールセン社は今日までも、へニングセンの天才の恩恵を受けています。ポール・へニングセンは、ルイスポールセン社の広報誌 「NYT」 の最初の編集者となりました。この 「NYT」 誌は、当時のルイスポールセン社CEO、ソーフス・カストラップ・オルセンが、デンマークの新聞紙からライターとしての活動の場を追われたへニングセンに、プレゼントとして提供したものです。(彼の政治的、文化的意見は当時、かなり急進的なものでした。)
ポール・へニングセンがパイオニアとして切り開いてきた照明分野の業績 − 影と光、グレア、光による色の再現、そしてそれら光の特性を人間の福利に結びつくように利用すること − は、いまもルイスポールセン社が実践するライティング・セオリーの基礎となっています。